ドイツからこんにちは。

ドイツの日常で見たこと、聞いたこと、思ったことを気ままに

2021年の振り返り 〜プライベート編〜

<2021年>

  • コロナ
    • コロナ2年目に突入。ワクチン接種の拡大に伴い、街にはゆるい空気が漂い出す。オミクロン型が蔓延してからは、ワクチン接種を完了した人にも感染が続出。ブレークスルー感染したような人は「普通の風邪と変わらないよ」というが、「普通の風邪」すらここ2年引いていないので、そもそも普通の風邪にかかるのですら嫌。健康でいたい。ということで、私自身は2020年に引き続き基本的に家に引きこもることで、自己防衛を図る。
    • 6月末に1回目、7月末に2回目のワクチン接種完了。副作用がなく、あまりにも元気だったため「二日目なら大丈夫かな」と、3時間ほどボルダリングを楽しんだ結果、翌日極度の疲労感にやられる。この日はほとんど仕事にならず。「月曜だから眠たいのかな。それにしても、凄まじい眠気だな」と思っていたが、「運動は二日目も控えるように」という旨の注意書きを後から知り、異常な疲労感は接種二日目のボルダリングのせいだったことを、遅ればせながら身を以て知る。自身の経験から、ワクチンの副作用を恐れる友人らには、「むしろ副作用がなくて元気だとしても、二日目でも運動はしないほうが良いよ」と自信を持って助言をしてあげることができた。12月には追加接種完了
    • 転職前(〜5月)は工場勤務で出社必須だったものの、転職後(6月〜)はホームオフィスが認められた。コロナが再拡大してきた11月から、うちの会社は原則2Gプラス(快復者、接種者でかつ検査結果陰性保持者)を打ち出した。ということで、11月辺りから出社回数が激減し、ほぼホームオフィス体制で勤務するようになる。
  • イベント、旅行、趣味
    • 7月、会社のイベントでライン川クルーズの船を借り切ったパーティーに参加。このイベントにDJも召喚していた。パーティー人間じゃないので、居場所を見つけるのに苦労。
    • 9月初、会社の社員旅行で、キャンプ場泊。7月の経験から、居場所を見つけられるか心配だったものの、結果的に楽しく終了。
    • 9月後半、木、月と二日間休みを取って週末にベネツィア旅行。2年ほどドイツに軟禁されていただけに、久しぶりに飛行機に乗ってドイツ国外旅行に出られたことにまず感激。食べ物が美味しい♪o(≧~≦)o  魚介類が新鮮 d(▽`*)。生のエビを食べられて感動 (*´༥`*)
    • 10月、会社のイベントで、シネコンのスクリーン一つを貸し切って「007 No time to die」を鑑賞。ポップコーン、飲み物付き、パートナー同伴可というイベント。本編始まる前の広告はなく、会社のチャリティイベントと夏の社員旅行の動画が流されたのみ。100人ほど収容可のスクリーンで、ほぼ満席だった。規模の大きさにとにかく驚いた。基本マスク着用の上での鑑賞だったものの、「飲食時のみはマスクを外していい」という例外を設けられていたので、最初の社長の挨拶で飲食を推奨された。2年間のコロナ自粛生活で久しぶりにこれだけの人が閉鎖空間に集まったことに、少し緊張。唯一残念だったのは、ボンドがドイツ語を話していたことかな。オリジナルで見たかった。
    • 11月、会社のイベントで、ニンジャ・ワールドという、サスケ的なアトラクション施設で遊んだ。全部で20ー30名ほどが来ていたけど、女性の参加者は少なかった。5、6名ほど。普段から体幹を鍛えるようにしていたので、私は結構よくできた方だったと思う。自画自賛☆⌒(*^∇゜)V 
    • 11月インターネーションズという、エキスパート向けに作られたSNS上で私を見つけた方から誘われて、ピックルボール(Pickleball)というアメリカ発祥のラケットスポーツを始める。基本のルールはテニスのようで、コートはバドミントンコート、ラケットは卓球のラケットよりちょっと大きいパドル、ボールは卓球ボールより大きくてプラスチック製、穴が開いている。球の速度が遅めなのと、ボレー禁止ゾーン、サービスエースを取れなくするようなルールのおかげで老若男女一緒に楽しめるスポーツ。中学バドミントン、高校卓球、テニス、大学テニスをやってきた私に、ぴったりじゃない♪ (´v`)。ということで、週に1回ピックルボールをプレーするようになりました。いままで全く聞いたことなかったけど、プロスポーツにもなっているほどの人気スポーツだそうです。
    • 12月初、会社のチームイベントで、レーザーターク(タークは、日、Dayという意味のドイツ語)で遊ぶ。敵味方のグループに分かれて、暗いプレイエリアで、味方以外をレーザー銃で撃つというゲーム。そもそも、普段から背後から声をかけられただけでビクッとするような私なので、待ち伏せされて撃たれた時には、毎回ヒエーって..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ 叫んでました。小心者の私には、心休まらない遊びでした。
  • 生活
    • 5月、 転職が決まってから、車で往復7時間ほどかけて、3週連続週末家の内覧に出かける。家の片付け・引っ越し準備があるのと、コロナでビジネス目的じゃない宿泊ができなかったのとで、全て日帰り。運転が嫌いなので、マジでしんどかった
      (;´д`) 一度、半分ほど走ったところで、予約取り消しをくらったこともあったっけ。ドイツはそもそも家の内覧予約を取り付けるのが、大変。都会はどこも住宅不足で家探しが超大変なんだけど、私が引っ越しすることになった街も例外なく。有名な家探しサイト(immonet、immowelt、immobilienscout24など)から問い合わせを行っても、返事はこず。仮に予約を取り付けられたとしても、内覧希望者が何十人といるので、借りられるとは限らず。街中の素晴らしく立地に恵まれた家を借りられることになったのは、本当に運が良かった。
    • 5月、転職活動が長引きそうだなと感じ始めた4月に申し込んだTechLabsのデータサイエンスコースが開始。本来はオンサイトのコースが、コロナ禍のおかげで、フルリモート開催。当時田舎に住んでいた私には好機。ということで、申し込んでました。まさか急遽仕事が決まるとは思わなかったので、仕事に加えてさらに新しいことを学ぶ余裕があるのかハラハラドキドキ。でもダメになるまでとりあえずやってみよう、という気構えで挑む。
    • 6月、フルリモートで仕事開始。家の掃除と引っ越しの準備を進めていく。ドイツに来てから街を変える引っ越しを2回したけど、2回とも会社が引っ越し費用を持ってくれていて、荷運び自体は苦労しない引っ越しでした。1度だけ自力の市内引っ越しをした時は同僚数名が手伝ってくれたので、疲れたけど楽しく引っ越しました。それが今回は引っ越し会社の費用を出してもらえないので、自力での初の街またぎ引っ越しとなりました。運転免許上3.5tまでのバンしか借りられないので、荷物はそれに収まるようにしないといけない。それに加えて、家も文句ない状態にまで磨き上げないといけない。荷物がバンに収まらなかったらどうしよう。洗濯機はちゃんと載せられるかな。荷出し、鍵の引き渡しが時間通りにいかなかったらどうしよう。あの床板の水汚れに、あの窓枠のシリコン残りに、あの壁のペンキの塗り方に、大家さんが気がついて、万一保証金以上の金額請求されたらどうしよう。。。と、引っ越し前は極度のストレス状態。有難いことに、引っ越し当日はパートナーが1日休みを取ってくれたし、本当に有難いことに、彼のお母さんは電車で2時間ほどかけてはるばる引っ越しの手伝いに来てくれたしで、なんとか無事に荷出し、荷積み、掃除、鍵の引き渡しを終わらせることができました。
      私が「ようやく掃除完了ε-(´・`) フー」って家を出た瞬間に、大家さんが到着したので、本当にギリギリ。家の前の積まれていない荷物を見て「あれ?まだ?」と尋ねられたものの、「家は完了してます(´Д`ι)アセアセ」と返答。何点か指摘されたことはあったけど、結果問題なく、掃除具合を褒められて無事に鍵の引き渡し完了。彼のお母さんが来てくれていなかったら、時間通りに終えられていませんでした。心から感謝。
      3.5tのバンは、運転が苦にならない彼が運転してくれて、私は助手席に鎮座。新しい街に向かう道中、最大のストレス源だった荷出し、退去を無事にクリアできた安堵からとめどなく涙が溢れてきました(´;д;`)
      入居はすんなり。荷入れには、知り合ってまだ間もない新しい同僚が手伝いにきてくれて、無事に終了。
      バンは駅前に駐車。翌朝パートナーだけ5時起きてして、バンを元の街まで返しに行ってくれました。12時までに返却しないと、料金が跳ね上がってしまうんですね。ここまでしてくれた彼には本当に感謝(・_・、) 今回の引っ越しは、周りの方の親切と協力があったからこそ乗り越えられましたo(・_・、)o ありがとう。
    • 7月、前の住人が喫煙者だったのとあまり綺麗好きじゃなかったようなのとで、新居が汚い。暇を見つけては、掃除に明け暮れる。中古でベットとたんすを購入。
      • 5月に開始したデータサイエンスコースで、プロジェクト分けがあった。私は、りんごの葉っぱの画像から、健康か病気か、病気ならどういう病気かを判断するプログラムを作るプロジェクトに参加することになった。
    • 8月、パートナーが移り住んでくる。20年一人暮らしをしてきたので、今更誰かと一緒に暮らせるのか不安でしたが(それも一部屋しかない)、暮らせました。
      中古でソファを購入。隣町までソファを引き取りに行く。
      • データサイエンスコースのプロジェクトはいつのまにか、プロジェクト発案者がいなくなり、最初のメンバー会議で盛んに発言していたメンバー達もいなくなった。TAが再呼びかけして、私を含む3名が残った。仕事も生活も新しく覚えたりこなしたりしなければならないことばかりで、そこにプロジェクトを入れる余裕なんてなかったけど、このコース、若者向けでほとんどの参加者は大学生(20代前半)。30後半は私一人だけ。今回ドロップアウトして、次申請したとしても、受け入れてもらえる可能性は少ない。ということで、しがみつきました。
    • 10月、5月に開始したデータサイエンスコースのプロジェクト発表。最終的には私以外のメンバー全員がいなくなり、残ったのは私のみ。本来私はデータサイエンスを学んだので、その部分でプロジェクトに貢献しようと思ったのに、メンバー全員が消えたために、AI(人工知能)パートもこなさなければならないことに。TAから簡単な方法を教えてもらって、詰め込みでなんと発表できそうな体に仕上げて発表。無事に終了証書を授与。最後詰め込みでやっただけなのに、AIコース終了ということで証書が発行されました。もとはデータサイエンスだったんだけど(;´∀`)
    • 12月末、彼の実家でクリスマスを過ごす。毎日ちゃんとしたご飯を用意していただけるだけでなく、食後のデザートと間食、クリスマスクッキーまで完備されているので、お腹の空く間がなく。増量は止まらないが、無駄な抵抗はせずヾ(;´▽`A
      • 大晦日、オンラインで両親と彼の初の顔合わせ。彼と話すのを極力避けようとしてきた両親なだけに、どうなることかと思ったけど、楽しく終わって、安堵。父が意外にもよく英語を話せていたことに、驚き。