在外選挙で郵送投票を試みるも失敗
ドイツに住んで11年。
初めて在外選挙制度を利用して、衆議院選挙に票を投じようと考えました。
岸田政権が9月に終わるのは分かっていたので、前もって在外選挙人証を申請、取得。
在外選挙で投票する準備はOK。
在外選挙制度で投票する方法は3つ。
- 在外公館での投票
- 郵便等での投票
- 日本国内での投票
1、近くの領事館まで電車で3時間、新幹線のような高速鉄道を使って1時間半。お金も時間もかかるので、在外公館での投票は私の選択肢にはならず。
3、来月日本に一時帰国するので、投票日が11月であれば可能でした。が、残念ながら今回の選挙の投票日は10月27日なので、これも私の選択肢にならず。
ということで、消去法的に私に残された手段は、2、郵便等での投票。
投票用紙を日本の選挙管理委員会に請求して(ドイツから日本に国際郵便)、
それから投票用紙を返送してもらい(日本からドイツへ国際郵便)、
そうして自分の票を日本の選挙管理委員会に送って(ドイツから日本に国際郵便)、
受理してもらって、ようやく自分の票を投じることができます。
国際郵便3回経て、10月27日の午後8時までに票が届いていなければ無効になります。
ということで、自民党の新総裁がまだ正式に総理に任命される前に、「衆議院を解散する」と言った時点で、投票用紙を請求。
10月1日(火)に申請用紙と在外選挙認証を発送。
1週間待っても来ず。日本の選挙管理委員会にメールで問い合わせ。
10月17日(木)にEMS(国際スピード郵便)で投票用紙(と在外選挙認証)を発送したとの回答。
10月15日(火)公示だったので、投票用紙の発送は公示後なのでしょう。
今日、10月27日(日)。
10日以上待っても、ついぞ投票用紙は届かず。
せめて10月21日までに在外選挙認証が手元に戻ってきていたら、領事館での投票という手段が無きにしもあらずでしたが、投票用紙も在外選挙人証も郵送途中でどこにあるのか不明なので、何もできず。
悔しいです。
たったの1票だけど、自分の票を投じることができず、残念です。
投票締め切りもあと数時間。
どういう結果になるのでしょう。

手書きの切手がとても便利
日本は便利な商品、便利なサービスで溢れていますが、
ここドイツにもたまに便利な商品、便利なサービスというものがあったりします。
その一つが、手書きの切手。
最近オンラインや電子メールで済ませられることが多くなって、郵送する機会が少なくなったとはいえ、官公庁や金融機関などへ書類を送る時に郵送しなくてはいけないことがあります。
そんな時、
- オンラインで切手を買ったとしても、切手を印刷するプリンターが家にない。
- 郵便ポストは近くにあるけど、切手を買いにわざわざ郵便局(もしくは切手を売っているキオスク)まで行かないといけない。
- 切手の自動販売機はあるけど、お釣りが全て、切手で返ってくるので、ピッタリのお金がなくて使いづらい(1、2セント位なら気にしないとしても)。何より機械が故障している。
ということを、度々経験してきました。
それがなんと、ドイツ郵便には、手書きでコードを書けば送ってくれる、というサービスがあるのです。
ドイツ郵便のウェブサイトからだと、切手を印刷する選択肢しか見つからなかったので、今のところPost&DHLのアプリからしか注文できないのかもしれませんが、とても便利。
切手要るな、と思ったら、アプリから数回のクリックで購入完了。あとはコードを通常切手を貼る箇所に書くだけ。
これで本当に届くの?と思いますが、ちゃんと届きます。手書きで書かれた切手の郵便を受け取ったことあります。
詳しい買い方と使い方は以下に貼り付けた図の通りです。
このブログをドイツから見てくれている人がどれだけいるかわかりませんが、どなたかの役に立てたら嬉しいです。






ドイツのインターネット環境についての記事の補足
この間、と言っても既に1ヶ月以上前の話になってしまいましたが、
ドイツのインターネット環境が悪いという記事を書きました。
後日談があったので、補足記事を書きます。
事務所のインターネットが悪すぎて在宅に切り替えた日から、2、3日後。
事務所に光ファイバー敷設の工事が入りました。その日ちょうど社内ITの同僚に会ったので、
ネット環境が改善されることを期待して、少し話をしました。
私「これで会社のネット環境が改善するんだね」
同僚「会社のネットは既に良いよ」
私「(・∀・;)エ?・・・・・」
同僚「この間、君が帰った日は、ドイツ全土でボーダフォンのネット回線にトラブルがあって、ドイツ全土で問題があったんだよ」
私「。。。そうなの?でも私の家、ボーダフォンだけどその日会社よりは十分スピード出てたよ」
同僚「そうなの?」
私はこの同僚にはネットが悪すぎて家に帰ったとは一言も言っておらず、そのことを知っているのはチームメンバー1、2名と、その日会社にいた同僚一人ですが、どこかから耳に入ったのでしょう。
そして、ドイツ全土でネットに問題があったっていう場合、日本でならすごいニュースになりそうなものですが、ここではそうはなりません。なぜなら、ある意味慣れているから。
5月末に夫が有給を取って、午前中外出した後、私にSMS(インターネットを使わず、電話番号でメッセージを送れるサービス)でメッセージが入りました。
「家に帰ってから家のネットがダウンしていて何もできない。ネット障害が起きているのかどうか調べてみて」
と。
なるほど。どうりで、午前中の用事後に夫から何も連絡が入らなかったわけだ。
ボーダフォンの障害検索(Störungsfinder)で調べてみると、どうもうちのマンションだけ、インターネット、TV、電話が全てダウンしているようでした。
復旧見込みは17時。
結果は、17時を少し回った17時20分頃復旧。
夫は、その当時モバイルインターネットの契約をしていなかったので、1日全くインターネットを使えず、外界から完全隔離された気持ちになった、と語っていました。
ということで、こうしたネット障害起きます。
日本なら滅多にないことだと思いますが、ここドイツでは起きます。
微妙なネット障害などで、家でWifiに接続していると思っていたのに、実はモバイルインターネットに接続されてしまっていた(で、動画なんかを見てモバイルデータ量をかなり使ってしまっていた)、ということもよく起きます。
ドイツのネット環境改善に期待します。
ドイツのインターネット環境
ドイツのネット環境はひどいです。
私の感覚では、日本より20年は遅れています。
先週会社に出社した際のこと。
仕事を始めようとしたものの、仕事になりませんでした。というのも、グーグル検索はできても、検索結果のページには飛ばず。正確に言うと、ぐるぐると読み込む努力を続けるだけで真っ白なページが表示されたままでした。リモートサーバーにも接続しようとしましたが、時間切れで接続できませんでした。自宅で仕事をしている同僚に聞くと、問題なく接続できるといいます。そこで自分のネット速度を確認したところ、下り20-40kbps。40kbpsって、ガラケーのiモードやezwebで天気予報を見ていた時代の速度なのでは?!日本の今の若者にとっては、経験したことのない未知の速度なのでは?!
何時代だよ、今ドイツ ┐(-。ー;)┌。
そんな訳で会社では仕事にならないと出社30分で見切りをつけて、在宅で仕事をすべく家に帰ったのでした。
なんとお粗末な、という話ですが、
ドイツのネット環境の悪さエピソードには事欠きません。
私が11年前ドイツに来た時、街中のDeutsche Telekom(ドイチェ・テレコム)やVodafoneといった大手プロバイダーがISDNやDSLを看板に掲げて大々的に販売していることに驚きました。それもドイツの田舎ではなく、首都ベルリンで、です。ドイツに来る前、日本では光回線を使っていました。2010年代の日本では、すでに光回線が普及してきていて、ADSLやISDNはほとんど見かけなくなっていたように思います。これはきちんと調べた訳ではなくて、私の記憶に基づいているだけなので、専門家から見れば違うかもしれませんが、あくまでいち消費者の体感としては、そんな感じでした。
ドイツに来た最初の1ヶ月間はホストファミリーの家に滞在していました。その時ホストマザーに言われた言葉が今でも忘れられません。
「最近新しい技術で、DSLって言うのが出てきているんだけど、知ってる?それだとインターネットが速いのよ」と。
ISDNは私が中学か高校生くらいの頃(90年代-2000年代)に普及して、その後すぐにADSLが出てきたので、知っていると言えば知っていますが、え?新しいの?私の知識では、光回線が一番速いと思っていたんだけど?(・_・)......ン?
と、ホストマザーが、「親切に」教えてくれたドイツのネット事情にかなり戸惑った記憶があります。
やはり10年ほど前。
当時のルーマニア人の同僚が、「本国よりネット環境が悪い」と度々苛立っていました。
そう、10年前の時点で、ドイツのネット環境は東ヨーロッパよりも悪かったのです。
ドイツのカバレティスト(Kabarettist。漫談家のような人)が、
「アフリカの多くの国では、水道から流れる綺麗な水を手にいれることは難しいが、ドイツと同じくらいのインターネットは手に入る」
と表現したそうです。
実に的を得ていると思いました。
2019年、私がまだポケモンGoにハマっていた頃、地域限定ポケモンを取りに西アフリカのガーナとトーゴに行ったことがありました。その際、現地でのネット環境に特に不満を感じることはありませんでした。ホテルのWifiが繋がりにくくて、携帯のネットを使わなくてはいけない時とか、携帯のネットも弱い時もありましたが、そんなのはドイツでもよくあることです。2019年のドイツでは、3GさらにはE(2.5G)になることだってよくありました。人間、恵まれない状態に慣れていると、許容範囲が広がるものです。
逆に、ネットインフラに恵まれた日本で作られたウェブサイトは、往々にしてネット弱者を思いやっていないものが多く、重たく読み込みに時間がかり、イライラさせられることがよくあります。
持たざる者のひがみに聞こえるかもしれませんが。
そんな訳でドイツのネット環境は悪く私も舐め切っていたので、いまだに5G非対応の携帯を使い続け、買い替えの必要性も感じていませんでした。が、いつの間にかドイツにもかなり5Gが普及していたことを、つい最近知りました。ドイツ何時代に生きてるんだ、と怒った時に調べて知ったので、ほんと最近のことです。
ネットインフラ整備が大分遅れているドイツですが、少しずつ前進はしているようです。



ドイツで胃カメラ
前回の投稿からほぼ一年ほど経ってしまいました。
ドイツでの育児についてでも書こうかと思いながら、あっという間に時が過ぎてしまいました。
子供は成長し、私は歳を取り。
さて、それはともかく。
久しぶりの投稿は、今日ドイツで胃カメラを受けてきた経験についてです。
事の発端は、去年9月。
コロナ以来4年ぶりに日本へ一時帰国した際に受けた半日人間ドック。
バリウムでの胃検査で、ポリープが見つかりました。
ポリープの位置が良くないので、医師から胃カメラ検査をお勧めされました。
10月にドイツに帰国してから、家庭医(Hausarzt。ハウスアーツト。家庭医、主治医)に消化器内科で胃カメラ検査を受けられるように、紹介状を書いてもらいました。この家庭医の予約も、たまたま3ヶ月前に予約してあったから良かったものの、それがなかったら、まず家庭医探しから始まって、二重で苦労するところでした。
まあ、それは置いておいて。
紹介状の発行まではスムーズに行き、次に実際に胃カメラ検査の予約を取るべく、消化器内科探し。これが、本当に大変でした。
日本でも胃カメラの予約はすぐには取れないらしいですが、ドイツはそんな比ではありません。
そもそも開業時間中に、いつ何度かけても電話がつながらない。メールを送っても当然返信なんてこず。私の住んでいる街にある全ての消化器内科に電話をしましたが(確か10-15診療所くらい)、電話がつながったのが、二つほど。一つは新患受け入れはしないとにべもなく断られ、もう一つは、待機リストには載せて挙げられるけど、来四半期にもう一度連絡してくれ、と言われて予約が取れず。
昨年中の予約は諦めて、年が明けるのを待ってから、再度胃カメラ検査の予約取りに奔走。
年が明けてから、幸い2診療所と、1病院で予約が取れたものの、どれも4月。
胃はうるさい臓器らしいから、悪性だったら、何かしら症状が出るんだろうけど、それでも心配っちゃ心配なんですが。。。
まあ、そんなわけで、苦労して手に入れた胃カメラ検査予約。
9月にポリープ判定されてから、8ヶ月後にようやくのことです。
予約は朝一で、開業時間ぴったり。
何も食べず、何も飲まず、胃は空の状態。
受付で、「眠りたいですか?」と聞かれたので、とりあえず「はい」と返答。
日本でも胃カメラを受けたことがなく、これが私の人生初の胃カメラ。
痛いのと怖いのを見ないで済むなら、楽な方を選びます。
処置室に来たドクターが紹介状を見るなり、驚きの声。
「いや、紹介状を見て驚いたんだけど、日本でレントゲン検査してポリープが見つかったんだって?なんで日本でそのまま胃カメラ受けなかったの?」
と。
私「え?(゜д゜)」
ドクター「消化器内科と言えば日本だよ。日本が発明したんだよ」
(え?そうなの?胃カメラって欧米のどこかで発明されたものだと思ってたし、何となく医療技術はドイツの方が進んでいるイメージをもっていたよ。日本、ごめん。)
私「日本人は年に一回健康診断を受けるんです」 (注釈:ドイツでは年に一回の健康診断の義務はありません。日本ほど、病気の早期発見に力点が置かれていません)
ドクター「日本では胃がんの比率が多いもんね。で、胃のレントゲン検査を受けたのは、特に何かあったからではなくて、普通に検査で?」
私「はい、日本に去年帰ったので、健診を受けたんです。でも、日本に滞在していたのは1ヶ月だけで、そんなにすぐには胃カメラの予約を取れなかったんです」
と説明して、ようやく納得したドクター。
看護師さんに、ちゃんとご挨拶した?と聞いたドクターは、私に「コンニチワ」とお茶目に日本語で挨拶してくれてから、処置に入りました。
検査は寝ている間に終了。全く痛み無し。
起こされて、まだ寝ぼけ眼な状態で、待機室に移動。
しばらく待機してから、医師との面談。
検査後12−24時間は一人で外に出てはいけないと、法律で規定されているらしく、夫に迎えに来てもらって、帰宅。
家に戻ってから、オリンパスで内視鏡の開発をしていた友人に、「胃カメラって、日本の発明品?」と聞くと、「そうです!!オリンパスの発明品!!」との返答が。
そうだったんだ。知らなかった。
良い勉強になりました。
今年日本に帰ったら、バリウムじゃなくて、胃カメラ検査やってもらおう。

ドイツの病院食
「ドイツの病院食はひどい」
というのは、在独日本人からよく聞く話。
私も覚悟していました。
が、実際に入院して病院食を食べてみた感想。
「悪くない。むしろ、結構良い」
でした。
量は確かに少なかったです。でも、味は悪くは無かったです。
以前勤めていた会社の食堂で提供される食事が塩多めで、いつも食後に喉が渇いていたのですが、そんなことはなく、薄味過ぎでもなく、ちょうど良かったです。
日本だと3食料理された温かいご飯が出てくることも珍しくないと思いますが、ドイツでは一般的ではありません。
ドイツでは、1日2食は火を使わない冷たい食事kaltes Essen(カルテスエッセン)で1食だけ火を使った温かい食事warmes Essen(ヴァーメスエッセン)を食べることが多いです。
例えば朝ご飯にシリアル、昼ご飯にパスタのような温かい物を食べたとしたら、夜ご飯はパンみたいな感じです。
ただもちろん家庭や人によって違うので、必ずこうだという訳ではなく、二食、三食温かい食事を取る場合もあります。
そういう食文化の違いがあるので、ドイツの病院食も朝晩2食は冷たい食事で、昼1食のみ温かい食事が提供されました。
食事は前日に担当の人(病院に食事を提供している会社の人)が希望を聞きにきてくれ、週末前は土日の分をまとめて聞かれました。
市内の別の病院で出産経験のある同室者は、前の病院は希望を紙に書いて出したと言っていたので、希望の聞き方は病院によって違うようです。
私は妊娠糖尿病持ちで、極力糖質を食べない食生活をしていたので、糖質だらけの病院食には戸惑いました。が、これを拒むと他に食べるものがありません。食べる物がないなら仕方がありません。もはや最後の数日間で胎児が激太りすることもないだろうと腹を括り病院食を食べました。せめてもの抵抗として、パンは小麦ではなく全粒粉のパンを、ヨーグルトは無糖の物を選んではいました。そして、数値を見ると気になってしまうので、入院してからは血糖値を測定しませんでした。知らぬが仏戦法です。
お腹が空き過ぎて、出産後に少しトラブルに見舞われたものの、
かねてから聞いていたドイツの病院食の悪評は、意外にもいい意味で裏切られました。









陣痛カクテル
出産を終えて病室に戻り、朝ご飯を平らげて家族親戚友人への報告を済ませ、昼ご飯を少し口にして一息ついてから、ようやく少し寝るために目をつぶりました。
うとうとする中で、新しい同室者が入院してくる音が聞こえました。赤ちゃんはいないので、彼女も管理入院なのだろうと思いました。陣痛で苦しい時に励ましてくれた同室者は、私が病室に戻ってきた時に退院していきました。
起きてから新しい同室者と話をすると、彼女は三人目を妊娠中で誘発分娩のために入院したということでした。ただ彼女は経産婦なので私とは違ってバルーンではなく、陣痛カクテル(Wehencocktail。ヴェーヘンコックテール)を飲んだということでした。出産準備コースを受けた時に、予定日を過ぎても陣痛がこない場合は陣痛カクテルを試すと良いとは聞いていましたが、全く効果を信じていなかったので、病院でそんな民間療法的な方法が取られるんだということに驚きました。彼女もそう思っているようでした。
これで陣痛がこなければ彼女も明日から陣痛促進剤の錠剤を飲んでいくことになるということで、私の話を聞いて、長丁場になりそうだと想像しうんざりした顔をしていました。家に娘さんが二人いるので早く戻りたいようでした。
21時頃にシフト交代のタイミングで夜勤の看護師さんが様子伺いに来ました。同室者は?と彼女の居場所を聞かれたのですが、分かりません。彼女は19時にCTG(胎児の心拍数と子宮収縮測定)に行ってから戻ってきていませんでした。散歩に行ったのかな、三人目の出産ともなると余裕があるもんだな、くらいに考えて特に気にしていませんでした。看護師さんは引き継ぎメモを見て、「どこかに行ってるだけね」と言ったので、私は「ハイ」とだけ答えました。
その時です。
病室のドアが開きました。
見ると同室者が車椅子に乗っています。
え?車椅子?
と思うと同時に、彼女の後に赤ちゃんの乗ったベッドを押す別の看護師さんの姿が見えました。
えー!?
何?!
どこかほっつき歩いてると思ってたけど、産んでたの?!
彼女曰く、19時にCTG測定に行った時には陣痛を感じなかったものの、少し子宮収縮が見られたそうです。経産婦ということを考慮して助産師さんに念のため分娩室にいくよう言われた彼女。陣痛きてないのにな、と渋々分娩室に移ったら陣痛がきて、あっという間に出産に至ったそうです。
凄い。
経産婦はお産の進むのが早いとは聞いていたけど、こんなに早いとは。どこかをぶらついていると思っている間に産んじゃったよ。
あまりの展開の早さに私も彼女も看護師さんも笑ってしまいました。
日本にはオロナミンCを飲むと陣痛がくるというようなジンクスがありますが、陣痛カクテルもそういうジンクス的なものだと思っていました。
だけどジンクスじゃありませんでした。ちゃんと効き目ありました。私が見た症例1例だけですが。
彼女が飲んだそのもののレシピは分かりませんが、陣痛カクテルの材料はひまし油、あんずジュース、アルコール(スパークリングワインや蒸留酒など)。それにアーモンドペーストやバベンソウ(Eisenkraut。アイゼンクラウト)を入れることもあるそうです。ひまし油の成分のリシノール酸が小腸や子宮を刺激して、下剤として作用するだけでなく陣痛を起こす作用もあるそうです。
長引く予想から一転、陣痛カクテルの効果で、我が子と同じ日に産まれた赤ちゃんが新たに同室に来たのでした。
