昨日、冬時間から夏時間に切り替わりました。
冬時間だと日本とドイツの時差は8時間ですが、
夏時間だと時計を1時間進めるので時差は7時間になります。
「日の出ている時間を長くして有効に活用する」というメリットよりも、
「体内時計が狂って、体調不良になる」というデメリットが勝ったために、
2021年までに夏時間制を廃止することが支持多数でEU決定されていたのですが、
冬時間と夏時間、どちらを正式な時間とするかが決まらず、
結局今年も例年通り夏時間に変わりました。
日本でも一時期、オリンピック準備時期頃でしょうか、
夏時間制導入の議論がありましたが、
EUが廃止を決定したからか、鎮静化したように思います。
欧米の真似をして導入しなくて、良かったと思います。
なぜなら、この夏時間。
1時間とは言え、体内時計を強制的に壊すことになるので、
春先に体調不良を感じる人が多いのです。
冬時間の時も同じように、体内時計強制変更を強いられますが、
1時間多く眠れるからか、夏時間への変更時ほど体調不良を訴える人は多くありません。
私は様々な土地によく旅に出ることもあり、多少の時差などものともしない、
柔軟な適応力の持ち主ですが、そんな私でも、
たった1時間の夏時間への変更がこたえます。
体調不良とまではいかないですが、極度の眠気、疲労に襲われます。
そんな訳で、時間変更のあった昨日は終日眠く、
なんとか強い心を持って散歩に出た以外は、ほぼ惰眠を貪って1日を終えることになってしまいました。
春眠暁を覚えず、なら日本にいてもなる、と言われればそれまでですが。
去年はコロナ禍で、冬時間、夏時間の議論どころではなかったのでしょうが、
来年こそは夏時間が廃止になることを願っています。