3からの続き。
4. 社会生活上の接触制限措置 スーパーマーケットの場合
基本的に情報感度の低い私ですが、そんな私でも生活していると、
新型コロナウイルスの影響による変化に気づく時があります。
それが買い物。
私の住むバイエルン州では、
先週の土曜日から厳しめの州令が発効されたのですが、
発効と同日、家の横のスーパーで早速それを実感しました。
通常であれば、カートを横付けして、
スキャンされた商品をひたすら入れていく場所に、
パレットと赤白テープがありました。
接近防止用のスペース確保。
さらに、通常であれば開放状態のレジ係の前に、
アクリル板が設置されていました。
これで、
「家族以外の他人との物理的・社会的な接触を必要最低限に減らすこと。
人と人との間は1.5m距離を取ること。」
を遵守しています。
今日、トイレットペーパーの入荷を期待して行った別のスーパーでも、
パン屋でも、ガソリンスタンドでも、アクリル板が設置されていたので、
今開けているお店は、どこもこの手を取っているようです。
こうして各店舗、「社会生活上の接触制限措置」を講じている中でも、
会社近くのスーパーの対応が、ひとつ飛び抜けていました。
まず、スーパーの入り口に、この看板が置いてありました。
1.5mスペース確保に、カートを使う手です。
最初看板に気を留めず、スルーして中に入ってしまったのですが、
同僚が、カートが要るって言っていたことを思い出し、
カートを取りに戻りました。
さて。
店に入ると直ぐに、パンコーナーがあるのですが、ここにも看板がありました。
パンを素手で取って、戻す人もいるので、
これはまあ、当然と言えば当然の注意書きです。
で、ちらっとレジの方を見ると、
レジがビニールで囲われていました。
す、すごい。。。Σ(゚□゚(゚□゚*)
このパターン、初めて。
応急処置感満載ですが、
とにかくも、社会生活上の接触制限措置を講じています。
そこから少し進むと、
肉製品を対面カウンターで売っているコーナーがあるのですが、
ここは侵入できないように、赤白テープで1.5m区域を明示していました。
お、お、おおぉ !(゚Д゚||)
こうしてスーパーの対策に
半ば感心、半ば呆気に取られながら、
レジに向かうと、
これでどうだ!
くらいの防御策が取られていました。
す、凄い。
まだまだ感染拡大の止まらない新型コロナウイルス。
政府対策は、いまより厳しくなるのか、予定通り2週間で終わるのか。
予断を許しません。