ドイツからこんにちは。

ドイツの日常で見たこと、聞いたこと、思ったことを気ままに

新型コロナウイルスがドイツでの日常生活に及ぼしている影響 4

3からの続き。

chocode.hatenablog.com

 

4.  社会生活上の接触制限措置 スーパーマーケットの場合

基本的に情報感度の低い私ですが、そんな私でも生活していると、

新型コロナウイルスの影響による変化に気づく時があります。

それが買い物

 

私の住むバイエルン州では、

先週の土曜日から厳しめの州令が発効されたのですが、

発効と同日、家の横のスーパーで早速それを実感しました。

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2020.3.21 撮影。パレットと赤白マーキング。レジ係のガード

通常であれば、カートを横付けして、

スキャンされた商品をひたすら入れていく場所に、

パレットと赤白テープがありました。

接近防止用のスペース確保。

さらに、通常であれば開放状態のレジ係の前に、

アクリル板が設置されていました。

これで、

家族以外の他人との物理的・社会的な接触を必要最低限に減らすこと。

人と人との間は1.5m距離を取ること。

を遵守しています。

 

今日、トイレットペーパーの入荷を期待して行った別のスーパーでも、

パン屋でも、ガソリンスタンドでも、アクリル板が設置されていたので、

今開けているお店は、どこもこの手を取っているようです。

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2020.3.26撮影。別のスーパーでもレジ係との間にアクリル板

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2020.3.26撮影。キャッシュ王国のドイツだからか、キャッシュレス支払いへの協力依頼

こうして各店舗、「社会生活上の接触制限措置」を講じている中でも、

会社近くのスーパーの対応が、ひとつ飛び抜けていました。

 

まず、スーパーの入り口に、この看板が置いてありました。

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2020.3.25撮影。入り口の看板「注意!即時適用。買い物はカートでのみ。1人1カート」

1.5mスペース確保に、カートを使う手です。

 

最初看板に気を留めず、スルーして中に入ってしまったのですが、

同僚が、カートが要るって言っていたことを思い出し、

カートを取りに戻りました。

 

さて。

店に入ると直ぐに、パンコーナーがあるのですが、ここにも看板がありました。

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2020.3.25撮影。パンコーナーの前の看板

パンを素手で取って、戻す人もいるので、

これはまあ、当然と言えば当然の注意書きです。

 

で、ちらっとレジの方を見ると、

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2020.3.25撮影。ビニールでガードされたレジ

レジがビニールで囲われていました

 

す、すごい。。Σ(゚□゚(゚□゚*) 

 

このパターン、初めて。

応急処置感満載ですが、

とにかくも、社会生活上の接触制限措置を講じています。

 

そこから少し進むと、

肉製品を対面カウンターで売っているコーナーがあるのですが、

ここは侵入できないように、赤白テープで1.5m区域を明示していました。

 

お、お、おおぉ !(゚Д゚||)

 

こうしてスーパーの対策に

半ば感心、半ば呆気に取られながら、

レジに向かうと、

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2020.3.25撮影。1.5m保持を教えてくれるマーキング

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2020.3.25撮影。レジ正面

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2020.3.25撮影。カードリーダーの所だけ、小さく穴が開けられていた

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2020.3.25撮影。レジ前の貼り紙。確かに子供は無邪気に近づいてきますが、14歳以下って。。。

これでどうだ!

くらいの防御策が取られていました。

 

す、凄い。

 

まだまだ感染拡大の止まらない新型コロナウイルス。

政府対策は、いまより厳しくなるのか、予定通り2週間で終わるのか。

予断を許しません。