ドイツからこんにちは。

ドイツの日常で見たこと、聞いたこと、思ったことを気ままに

名字変更

結婚式後もばたばたと慌ただしく過ごしていたら、あっという間に12月半ば。

結婚式の後は、両親のドイツ観光に同行。これが実質的な新婚旅行。

その後、結婚に伴う手続き関係でばたばた。

 

ドイツで結婚しても、日本の領事館に婚姻届を提出しないと日本では独身のままです。なので、届出を出さないといけません。

名字に関しては、日本人同士が結婚した場合、日本の法律では現在はどちらかが必ず名字を変えなくてはいけないことになっていますが、日本人が外国人と結婚した場合、何もしなければ夫婦別姓。届出を出してようやく、戸籍の名字を変えることができます。

国際結婚した人たちに聞くと、ドイツでは夫の姓、戸籍名は日本の姓で通しているというパターンを結構聞きますが、私はパスポート(身分証明書として使う)と、ドイツで名乗る名字が違っていると面倒そうなので、戸籍の名字も変えることにしました。この変更届、結婚した日から6ヶ月を過ぎると日本の家庭裁判所での手続きが必要になるというので、早めに届けを済ませた方が賢明。

 

ということで、結婚、旅行後の残りの休みは、領事館への届出に必要な書類集め。

相手の認証付きパスポートコピーが必要だというので、すぐに予約の取れた市役所まで、少し離れていたものの認証を取りにお出かけ。

家に帰ってから、和訳文を準備していてはたと認証の誤りに気づく。

認証がなぜ必要なのかと役所担当者に聞かれた時、「日本の領事館」に送るのに必要と回答。

それをその担当者、何をどう聞き間違えたのか、認証は「イランの領事館」に向けて作成、と記載。

ハァ… ε= (´Д`●)

ドイツ語で「日本の領事館」はヤパーニシェスコンズラート、「イランの領事館」はイラーニシェスコンズラート。

私の顔、どこをどうみても、東アジア人の顔。中国、韓国人と間違えられることはあっても、中近東の顔ではない。

何をどう間違えたヽ(`Д´#)ノ

またあの遠い市役所まででかけなくちゃいけない (´Д`)

 

ということで、翌日出直し。悲しいことに、大雨。

私の非ではない間違えの訂正のために電車代をかけるのも何か嫌だったので、大雨の中自転車でお出かけ。

ずぶ濡れになって到着。

訂正はものの1、2分で終了。

またしてもずぶ濡れになって、帰宅。

疲れた。

 

そうして、ようやく書類を揃えて日本の領事館に届出発送。

受領連絡がなかったので、問い合わせた所、領事館に無事受領されたとのこと。

新しい氏の戸籍が作成されるまで7−8週間かかるが、完成しても連絡はないので、新しい氏の戸籍ができたかどうかは直接戸籍役場に確認するしかないとのこと。

なんと。

ということは、両親にお願いするか、日本に帰国した時に戸籍を取りにいくしかないのか。

ということで、パスポートはまだ旧姓のまま。

 

銀行とか保険とかこちらでの名字変更は、大概婚姻証明書の提示で済んだけど、

メインバンク1行と、クレジットカード会社1社が、新しい姓に変更された身分証明書も提出しろと要求しているので、この二つは変更未完了。

日本にまだ残している銀行も、旧姓のまま。

名字の完全変更まで、道のりは長し。

 

名字変更って手間もお金もかかるし、本当に面倒。