ドイツからこんにちは。

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2021年の振り返り 〜仕事編〜

なんだかんだと日々を過ごしていたら、10月に1記事投稿してから、あっという間に5ヶ月が経ってしまいました。

転職後、初めてまとまった休みが取れて時間ができたので、2021年を振り返ってみることにしました。

備忘録がてら羅列していくので、暇つぶしがてら眺めていってください。

 

<2021年>

  • 仕事
    • 4月末に異業種未経験で転職先が決まる。週明けに速攻辞表を提出して5月末で退職6月からITコンサルティング会社でディベロッパーとして勤務。6月末に引っ越しするまで完全リモートで働く。(4〜6月)
    • 最初に与えられた任務はSAPの仕事。SAP社員とSAP契約社員のアイデンティティ管理を担当するIT IAM/IDM(Identity and Access Management)のプロジェクト。といっても、私が来た頃には主だったプロジェクトは終わっていたのと、SAPの世界が複雑すぎたのと、Web開発のみを学んでIT業界に飛び込んだ私には未知すぎることばかりだったのとで、大したことはできず(6〜9月)
    • そうこうするうちにSAPのIAM組織再編があり、10月からクロスファンクショナルチーム(部署間コミュニケーション向上を狙った横断チーム)に組み込まれる。これまでIAM/IDM関連の仕事だけだったのが、IAG(アイデンティティ・アクセスガバナンス)関連の仕事も加わることになった。プロダクトオーナーが、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)、IAG畑だったこともあり、ほぼもっぱらIAGの仕事をこなすようになる。この組織再編により、私とドイツ人の同僚以外、IAMは全てインド人の領域となる(10〜12月)
    • 10月にチーム替えのあった矢先、上司から、「SAPのベンダー(外注会社)整理で、IAMプロジェクトからうちの会社は年内いっぱいで外されることになった」旨を知らされる。次に何をしたいか希望を聞かれ、もっとコーディングできる仕事がしたいと伝える。入社してからの仕事は、Integration Developerのような仕事で、コーディングをする機会はほとんどなく、ずっと違和感を抱えていて、「面白くないなあ」と思っていたのだった。年明けから担当する次のプロジェクトが決まり、ABAP(SAP独自の言語)を年内中に学ぶことになった(11月)
    • 12月初め、6ヶ月の試用期間を無事乗り切る。担当したプロジェクトがなかなかつかめず、試用期間内で首を切られると思っていたので、喜びもひとしお。ただ私が担当していたプロジェクト、上司の目から見てもおもしろくない(魅力的じゃない)ものだったようで、「よく辞めなかったね」と言われた。「あ、そうなのね。面白くなくてずっと苦しんでたけど、あなたの目から見ても、面白くなかったのね」と、上司の言葉に納得。私と同じ学校でWeb開発を学んで、1年ほど前から働いていた同僚は、別の会社へ転職した。ほぼ同じ時期に入社した別の同僚は、試用期間の終了を待たずに他の会社への転職を決めた。彼女達の担当した任務は私とは違うものだったけど、私の上司は、私も同じように辞めると思っていたようだった。よく耐えたよ、私。
    • 12月は2週間のクリスマス休暇を取るつもりだった。が、プロダクオーナー(同じSAP内のチームで働いているが別の外注会社社員)が、「チームの誰か一人は対応可能な状態にないといけない」と言い、IAMのトップ(SAP社員)もそれに同調したため、休暇申請に出遅れた私は年末休暇を取れない羽目に陥る。せめてクリスマスイブと大晦日だけは休みが欲しいと主張して、2日間の休みは死守。会社の上司からは、「IAMの仕事に対して、SAPからはもうお金が支払われないので、善意で勤務するのはいいけど、IAMの仕事は極力しないで良い」と言われていた。なので、年末は、ほぼ次のプロジェクトの準備、ABAPの学習に時間を割いて過ごした(12月)
    • SAPは会社名が既に略語なだけに、SAP社内用語は略語だらけ。この略語集団に加えて、複雑な製品群・コンセプトが関わってくるので、SAPのデベロッパーとして働く場合、プログラミングやIT関連の知識だけでなく、SAPのビジネス知識も要る、ということを、半年以上かけて知った。ほんとうにわけわからんヽ(゜Q。)ノ?